西武は18日、ドミニカ共和国出身のホルヘ・ゴンザレス投手、ロニー・オリバー投手と育成契約を結んだと発表した。背番号はゴンザレスが144、オリバーが145。

 「ライオンズでプレーし、選手として成長できる機会を得られたことを幸運に思っています。チームの中心選手として勝利に貢献したいという思いを胸に、全力で取り組んでいきたいと思います」と抱負を口にした198センチ、116キロの右腕・ゴンザレスは150キロ超の速球が武器。広池球団本部長は「大きな体格を生かし、常時150キロを超えるストレートを豪快に投げ下ろすのが魅力の投手。ストレートを軸にスライダーやシンカーを織り交ぜて打者を抑え込むパワータイプ」と評価し、救援での起用を思い描いている。

 オリバーも193センチ、85キロの恵まれた体格から150キロ超のストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げ込むスタイルの右腕。広池球団本部長は「長いイニングを任せることも可能とみていますが、起用法や適性についてはチーム合流後に見極めていきます」とし、まずは実戦経験を積ませる方針だ。オリバーは「謙虚な気持ちと献身的な姿勢を忘れず、日々懸命に努力を重ねながらチームに貢献して成長し続けていきたいです」と目標を掲げた。

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