「Ｎスタ」井上貴博アナ、おこめ券の抱える課題に「結局、団体・組織に向いた政治なのかなって…」
井上貴博アナウンサー 画像（1枚）

　１８日放送のＴＢＳ系報道番組「Ｎスタ」（月曜～金曜・午後３時４９分）では、政府が経済対策で自治体に活用を促す１枚５００円の「おこめ券」が印刷代・利益などで６０円引かれ実際に使えるのは４４０円である点について取り上げた。

　この日の番組では鈴木憲和農相が１６日の会見でおこめ券が「こめの価格高騰につながるのでは？」という質問に「こめの需給バランスへの影響というのは限定的ではないか」と答えた上で「おこめ券の撤回は？」と問いかけに「それぞれの自治体のご判断だと思います」と答えた一幕も紹介。

　おこめ券の抱える問題について、キャスターを務める井上貴博アナウンサーは「結局、消費者が負担する６０円分は税金になる。どうしても納得いかないのは、族議員の利益誘導というか、それが、ああ、票につながるのかなとか。やっぱり自民党議員っていうのは、こうやって業界とつながって、国民を抜いたところに『改革していくんだ！』なんて、総裁選で話してましたけど、結局、団体・組織に向いた政治なのかなって、そこに帰着してしまう気がするんですよね」と話していた。

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