昨年8月末にフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん(28)が、自身の心境について語った。

 渡邊さんは19日までに自身のインスタグラムに「悲しい顔をしていれば、『いつまでもPTSDをネタにして生きるな』と言われるし、笑っていたら『詐病だ、嘘つきだ』と言われる。」と書き出し、「どんな仕事をしても批判的なことばかり言う人はいるし、私がどんなに真っ当な正しいことを言っても、嘘を塗り重ねて事実を歪めようとする人もいる。

結局どんな顔して生きてようが、どちらにしろ難癖をつけられる。ならば、私は笑顔で生きていたい。」とつづり、淡いピンク色のトップスに白系のパンツを合わせた姿で満面の笑顔をみせるショットを公開した。続けて、「ご飯も食べられず、まともに歩くこともできなくなって、怖くて外に出られなかったり、働けなくなって社会から孤立したり、生きている意味なんてないように感じたり、真っ暗な数年間を過ごした。」と振り返り、「戻れるなら、病気になる前の自分に戻りたいし、仕事だって失いたくなかった。普通に働き続けて、夢や目標もそのままに、何の恐怖もない生活を送りたかった。けど、どれだけ願ってもそれは叶わない。」と悔しさをにじませ、「だからせめて、もう誰かに私の人生を規定させれたくない。搾取されたくない。」と率直な願いを記した。そして最後に、「最近、フォトエッセイ『透明を満たす』を久しぶりに読み直して、そんなことを思ってました。」と明かした。

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