広島の小園海斗内野手(25)の契約更改が18日、越年する見通しとなった。鈴木球団本部長が「年を越すんじゃないか。

(理由の)詳細は申し上げない」と口をつぐんだ。条件面の細部を調整中とみられ、練習以外にイベント出演など多忙で、日程調整も難航しているようだ。

 当初は16日の新選手会長・島内の契約更改が“トリ”の予定だった。球団と下交渉を重ねてきた小園も、一度は本交渉日程が発表されていた。球団は25日が仕事納め。越年となれば、球団では12年オフに査定方法の話し合いなどがまとまらずに保留した前田健太(現楽天)以来、13年ぶりとなる。

 小園は7年目の今季、打率3割9厘、3本塁打、47打点で打線をけん引し、自身初タイトルとなる首位打者と最高出塁率の2冠を獲得。今季年俸9000万円から大幅アップが見込まれている。(畑中 祐司)

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