22年ぶりに実写日本映画の興収記録を更新し、第50回報知映画賞で作品賞、監督賞、主演男優賞などを受賞した「国宝」(李相日監督)が大みそかに東京・歌舞伎座で上映会を開催することが18日、公式Xで発表された。

 歌舞伎を題材にした吉田修一氏の同名小説を映画化。

任侠(きょう)の家に生まれた立花喜久雄(吉沢亮)は上方歌舞伎の大物俳優・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られ、部屋子となる。血筋が重視される歌舞伎の世界で半二郎の息子・俊介(横浜流星)としのぎを削り、女形として芸に生涯をささげる。大みそかは、午前10時開演で吉沢亮、横浜流星、寺島しのぶ、見上愛、黒川想矢、田中泯、中村鴈治郎、李相日監督らの登壇を予定している。

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