18日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)では、フィンランドの国会議員たちがアジア人差別とされる「つり目ポーズ」の写真をSNSに投稿した問題について、この日、木原稔官房長官が「フィンランド政府に対し、今般の事案への憂慮と適切な対応への期待を伝えた」と説明したことを報じた。

 今回の問題では、まず今年9月にミス・フィンランドに選ばれた女性が「つり目ポーズ」をSNSに投稿。

主催者によってミス・フィンランドの称号をはく奪された。女性は「私の行為によって傷ついた人たち、特にアジアの方々へ深く謝罪します」と謝罪したものの、女性を擁護する同国の議員たちが自身の目を吊り上げた写真をSNSに次々と投稿したことで政治問題に発展した。

 この日の番組で騒動の経緯を報じた上でキャスターの大越健介氏は「一つのポーズがある地域や国にとっては侮辱的だったり、差別的だったり、あるいは下品だったりするのは、よくある話で」と話し出すと「私たちも気をつけなければならないんですが、今回はフィンランドの国会議員があえて、この問題のポーズをSNSに投稿したわけですから、やっぱり、たちが悪いと言わざるを得ないですよね」と口にした。

 「女性を擁護するためということのようですけど、これによってフィンランドという国のイメージにも傷がつきかねないわけで、投稿した国会議員たちは責められてしかるべきだと思います」と続けていた。

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