スノーボード・アルペンW杯第4戦(18日、イタリア・カレッツァ)

 女子パラレル大回転で、3月の世界選手権で銀メダルを獲得した三木つばき(浜松いわた信用金庫)が、3位に入った。今季では2戦目の優勝に続く2度目の表彰台入りを果たし、来年2月開幕のミラノ・コルティナ五輪メダル獲得に向けて弾みをつけた。

 三木は、昨季のW杯17戦のうち4度の優勝し、日本勢で初めてアルペン種目の総合優勝を飾った。世界選手権では23年にパラレル大回転、今年3月は非五輪種目のパラレル回転で優勝。これまでに数々の栄冠を手にしてきたが、初出場した前回22年北京五輪では、9位とまだ唯一手にしていないタイトルが五輪だ。22歳エースは「あとは本当に五輪の金メダルを取れれば」と意気込んでいた。

 14年ソチ五輪銀メダルで、今季限りで引退を表明している竹内智香(広島ガス)は23位だった。男子の斯波正樹(TAKAMIYA)は15位だった。

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