フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第1日(19日、東京・代々木第一体育館)

 女子ショートプログラム(SP)に向けた公式練習が午前に行われ、18日に今季限りでの現役引退を表明した22年グランプリファイナル女王の三原舞依(シスメックス)が、最終調整を行った。

 SP「戦場のメリークリスマス」の曲をかけ、冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転フリップを着氷。

後半の3回転ルッツ―トウループの連続ジャンプは最後に着氷が乱れたが、3本全てを降りた。曲かけの後は連続ジャンプを入念に確認した。

 右足首と股関節の状態から、昨季は欠場した全日本。2季ぶりの大舞台を前に、三原は今季限りでの現役引退を表明した。今後の試合出場は未定ながら「大好きなスケートをちょっとでも長く、ちょっとでも多く氷の上にいたい思いが強い。(アイス)ショーにも出たいし、振り付けだったり、自分の大好きなスケートに恩返しをしていきたい」としていた。ラスト全日本に向けては「全てを込めて、この全日本で出し切りたい」と意気込みを語っていた。

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