ポプラ社は19日、ドジャース大谷翔平投手の愛犬・デコピンの活躍を描いた絵本「デコピンのとくべつないちにち」を来年2月に全国の主要書店およびオンライン書店にて発売することを決定したと発表した。

 大谷がマイケル・ブランク氏と共同著者として書き下ろした初の物語。

開幕戦の始球式を舞台に、家に忘れてきてしまったお気に入りの“ラッキーボール”を球場まで届けようと奮闘する愛犬・デコピンの姿を温かい眼差しで描いてある。

 大谷とデコピンは、この絵本による収益をすべて慈善団体に寄付するという。ポプラ社もこの考えに賛同し、絵本の売上の一部を動物保護団体に寄付する。

 大谷は「デコピンは数多くの大切な時間を、僕のそばで過ごしてくれています。デコピンが特別である理由を今回、物語を通して伝えることができて嬉しいです。この絵本が子供たちに喜びを与えることを願っています。また、動物愛護団体への支援により、より多くの犬が愛する家庭を見つけることを望んでいます」とコメントを寄せた。

 マイケル・ブランク氏はストーリーテラー。投資家であり、熱狂的な野球ファン。

 ◆書籍情報

 ▽タイトル:『デコピンのとくべつないちにち』

 ▽文:大谷翔平/マイケル・ブランク

 ▽絵:ファニー・リム

 ▽発売年月:2026年2月予定

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