フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第1日(19日、東京・代々木第一体育館)

  26年ミラノ・コルティナ五輪の日本代表を決める全日本選手権が開幕。女子ショートプログラム(SP)に向けた公式練習が行われ、初優勝に挑む17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)ら第4グループの選手が調整した。

 中井はSPの曲をかけ、冒頭にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。ルッツでミスが出たが、3回転ループ―トウループを降り、曲かけ後はルッツ―トウループの連続3回転ジャンプを入念に確認した。渡辺倫果(三和建装・法大)も曲をかけての練習で3回転半を降りるなど順調な滑りを見せた。

 昨季世界選手権3位で、初優勝を目指す千葉百音(木下グループ)は、冒頭の3回転フリップ―トウループの連続ジャンプ、ダブルアクセルを着氷。最後に3回転ルッツでミスが出たものの、その後修正して降りた。女子SPは午後5時10分からスタートする。

 ◇女子第4グループ滑走順

 19番 三宅咲綺(シスメックス)

 20番 千葉百音(木下グループ)

 21番 吉田陽菜(はな、木下アカデミー)

 22番 渡辺倫果(三和建装・法大)

 23番 島田麻央(木下グループ)

 24番 中井亜美(TOKIOインカラミ)

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