東京都の小池百合子知事、俳優・つるの剛士が19日、都庁で行われた国産EV白バイ初公開セレモニーに出席した。今回のEV白バイは、国産としては初めて来年の箱根駅伝で使用され、都内区間(1、10区)で4台が先行車両として走る予定。

小池知事は「駅伝で走ると言うことで。その姿を早く見てみたい」と、実際のお目見えを心待ちにしていた。

 イベントでは、つるのが司会者発表の前に「来年の駅伝で使われるということで…」と箱根使用をフライング言及。「先に言っちゃった」と頭をかき、小池知事から「スピード違反ですよ」とうまく返された。一方で、小池知事は「昔、原付のEVバイクに乗っていたことがあったんですが、デパートに行ってそのまま忘れて帰っちゃったことがあった」とのエピソードを披露。これにはつるのから「スピード出さなさすぎでしょ」と突っ込まれ、笑顔を見せていた。

 東京都は、都内で新車販売される二輪車を2035年までに100%非ガソリン化することを目指している。箱根駅伝で脱炭素&EVバイク普及推進に向けたアピールをする予定。箱根では、これまで海外メーカーのEV白バイが先導車を務めたことがあったが、今回は初の国産メーカーとしてホンダのEV車両が使われる。

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