J1清水エスパルスは13日から2日間、タイの児童養護施設の子ども(9~15歳)115人を対象にサッカークリニックを行った。

 クリニックには、DF住吉ジェラニレショーン(28)、FW高橋利樹(27)とアンバサダーの元日本代表・伊藤輝悦さん(51)が参加した。

13日にはバンコク市郊外の2か所の養護施設を訪問。14日には「教育と孤児の為のフェイス財団施設」をバンコク市内のスタジアムに招待して、クリニックを行い、子供たちとドリブルや試合形式のゲームを楽しんだ。「シュート練習対決」では高橋、住吉のシュートに感嘆の声が上がった。

 各施設には、記念ペナントやサッカーボールなどのほか、昨年参加したGK沖佑哉(26)が託したゴールキーパー用グローブも贈呈した。クリニックは2013年にタイ1部リーグ所属クラブとパートナーシップを締結したのを機に始まり、今回で8回目。

 また、クリニックに先立って、12日にはタイで事業展開する日系企業の駐在員とのビジネス交流会を実施し、27社49人が参加した。伊東アンバサダーが登壇し、清水や日本代表での選手経験を振り返りながら、メンタルの持ち方などについて講話を行った。

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