フィギュアスケート全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第1日(19日、東京・代々木第一体育館)

 26年ミラノ・コルティナ五輪の日本代表を決める全日本選手権が開幕。男子ショートプログラム(SP)が行われ、2連覇を目指す鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は104・27点だった。

 4回転トウループ3回転トウループできっちり着氷。最後のトリプルアクセルでややバランスを崩すも上々の滑りで連覇へ好発進した。「全日本選手権のSPがそろえられないというのが数年の課題だったので。アクセルはできたと言っても大丈夫だと思う。練習通り自分の質でジャンプはすべてのエレメンツをこなせたと思うのでそこはすごく満足しています。自分のなかでは102点くらいかなと予想していたので、そこは大きく越えてきたのでうれしく思います」と

 前回王者の鍵山は今季、ミラノ五輪前哨戦のGPファイナルで2位。日本勢上位2人に入り、五輪代表選考レースで大きく前進した。今大会で優勝すれば、一発で内定となる。前回銀メダルを獲得した22年北京大会に続く五輪切符をかけたフリーは、20日に行われる。

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