俳優の國村隼、女優の片平なぎさが19日、東京・台場のフジテレビで、24日放送の同局系スペシャルドラマ「ドビュッシーが弾けるまで」(後10時)の完成披露試写会を行った。

 脚本家・石田真裕子氏による書き下ろし。

妻を亡くしてふさぎ込む男性とピアニストになる夢を諦めた青年が、ピアノとウイスキーを通じて心を通わせるストーリー。

 ドラマの撮影をきっかけにピアノを始めた國村は「大変でしたね。鍵盤というのを触るのが初めて」と慣れないながらも、1か月間の稽古。ピアノ教室の先生を演じた片平は自身が初心者であることから「本当は受けちゃいけない話と思ったけど、どうしても本を読んだらやりたいって。もしもお勉強させていただけるなら頑張りたいと自分で手を挙げてしまった」と自ら志願。練習中は「この手、誰の手。思った通りに動かない」と苦労を語った。

 今年も10日あまり。来年に向けて挑戦したいことには「馬を乗りこなせなくてはならないような状況(にいるので)来年は馬を乗りこなしてみたい」と國村。一方の片平は「ピアノをやめないで、独学で」。ドラマでは8小節目までだった「月の光」(ドビュッシー)の練習を継続しており「見よう見まねで解読して(撮影後に)14小節目までいった。来年1年をかけてなんとかその倍はいきたい」と意気込んだ。

 試写会には尾崎匠海、加藤史帆も登壇した。

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