東京六大学リーグの東大は19日、東大球場で今年最後の練習を行った。今秋は2勝を挙げたものの、2017年秋以来の勝ち点ゲットはならず。

新主将の堀部康平内野手(3年=船橋)は「来年こそ勝ち点を取る。それが大きな目標です」と言葉に力を込めた。

 オフシーズンは、チーム全体で例年以上に体力強化のトレーニングに取り組んでいる。「他大学より技術が劣り、フィジカルでも劣ってしまうと勝負にならない。フィジカルは、トレーニング、食事、睡眠で伸ばすことができる。体重やフィジカルの数値などを、東京六大学のスタンダードに持っていきたい」と堀部主将。昨年は週3度だった基礎体力のトレーニングを4度に。費やす時間も1時間から1時間半~2時間に増やしているという。

 堀部はチームで一、二を争う俊足の持ち主。2年時のリーグ戦は春秋で計10試合に出場したが、今年の出場は秋の1試合にとどまった。最高学年となり、主将として迎える来シーズン。「走力を含めた攻撃力が一番の持ち味。

高い確率で出塁し、相手にプレッシャーを与えていきたい」とプレーで引っ張る決意を示した。

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