日本協会は19日、2026年の各カテゴリーの年間スケジュールを発表し、宮本恒靖会長と森保一監督が都内でトークセッションを行った。

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 6月開幕の北中米W杯に向けた壮行試合が5月31日に東京・国立競技場で行われることが決定した。

 対戦相手は未定となっているが、森保一監督は「担当者には『親善試合で来てくれるチームで1番強いチームで』と伝えています」と語り、強豪とのマッチメイクを望んでいることを明かした。

 W杯初陣のオランダ戦(6月15日)の2週間前とあって、チームに勢いをもたらす意味で、あえて強豪との対戦を避ける考えもある中、森保監督の考えは「1番強いチーム」というものだった。

 1次リーグでオランダ、チュニジア、欧州プレーオフ枠(スウェーデン、ウクライナ、アルバニア、ポーランドのいずれか)と同組となることが決定しており、指揮官は「欧州が2チームなので、そこは考えたい」「2試合目のチュニジアは堅守のチームなので、シミュレーションになるように」とコメント。“仮想・欧州勢”と“仮想・堅守”の観点からのマッチメイクに期待を寄せた。

 森保監督は「基本的にW杯のメンバーでチームを編成して挑みたい」としつつ、この試合を最終選考の場とする可能性も明かした。試合後にW杯開催地に移動し、オランダ戦までに練習試合も行う方針。

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