フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第1日(19日、東京・代々木第一体育館)

 女子ショートプログラム(SP)でジュニアの16歳、岡万佑子(まゆこ、木下アカデミー)が73・20点をマークし好スタートを切った。

 冒頭でルッツ―トウループの連続3回転を決め、続いてトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も成功。

後半の3回転フリップも降り、ノーミスで滑りきった。「トリプルアクセルに(SPで)初めて挑戦して着氷することができて、すごくうれしい気持ちとホッとしている気持ち。まさか70点台に乗れるとも思っていなかった。点数が出てすごくビックリした」と笑顔がはじけた。

 ジュニアのSPは規定でトリプルアクセルを跳ぶことはできない。「トリプルアクセルを入れてSPを練習し始めたのは最近。ルッツ―トウが決まったらトリプルアクセルを入れようと決めていた」と語った。昨年北海道から京都に拠点を移し、木下アカデミーで浜田美栄コーチに師事している。21日のフリーへ「落ち着いてノーミスを目指して、楽しんで悔いのない演技をしたい」と意気込んだ。

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