フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第1日(19日、東京・代々木第一体育館)

 女子ショートプログラム(SP)で千葉百音(木下グループ)は74・60点だった。冒頭のフリップ―トウループの連続3回転、2回転半、3回転ルッツを着氷した。

「まだショートだけだけど、まずはGPファイナルを乗り越えられたっていう、安堵(あんど)の気持ちをかみしめていた」と振り返った。

 「今日はとにかく自分が伸び伸びと、やりたいようにやることを許すみたいなそういう考え方で挑んだ。浜田(美栄)コーチとも気持ちの意思疎通を意識してやったので、しっかりスイッチが入って笑顔でいけた」と演技前の心境を明かした。

 女子フリーは21日に行われる。「どんなに不安があっても、どんなに緊張を感じていても、演技は始まる。その来たるべくその時に向けて、自分がどこまで準備していけるか。それだけに集中して、自分のやるべきことを、やるべき動きをしっかり把握してやっていきたい」と意気込んだ。

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