最終回「酒のツマミ」大悟の言及なし…収録終え笑顔で「おつかれした！」４年９か月の歴史に幕　
大悟 画像（1枚）

　フジテレビ系バラエティー番組「酒のツマミになる話」の最終回が１９日、「酒のツマミになる話　最終回だから未公開トーク全部出しますＳＰ」（午後９時５８分）として放送された。ダウンタウン・松本人志に代わって約１年半にわたってＭＣを務めた千鳥・大悟は最終回に触れることなく、４年９か月の歴史に幕を閉じた。

　同番組は“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもＯＫ”というルールのもと普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティー。最終回では、いつも通りのトークに加え、これまでの放送では入りきらなかったトークを一挙に放出した。

　最後のトークテーマは、大悟がお題に挙げた“今までの人生で一番笑ったこと”。ほぼノーカットで放送した。スタッフが「ハイＯＫで～す！」と収録の終了を伝えると、大悟は笑顔で立ち上がって「おつかれした！」と言ってスタジオを出ていく様子が放送された。

　Ｔｏｓｈｌがカバーした名曲「チキンライス」の歌をバックに、スタッフのエンドロールを流した。山﨑夕貴アナによるナレーションで「４年９か月、計２１８回の放送をお届けした『酒のツマミになる話』ですが、いよいよこれでお別れ。出演して番組を盛り上げてくださったたくさんのゲストの方々にも感謝申し上げます。そして金曜の夜をお酒のおともにしていただいた視聴者の皆さま、ＴＶｅｒで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました」と締めくくり、放送を終えた。

　同番組は「人志松本の酒のツマミになる話」として２１年４月にスタート。ダウンタウンの松本をＭＣとしていたが、松本は「週刊文春」が報じた内容をめぐり２４年１月に活動休止を発表。松本の“後継”に、同番組ではおなじみの「千鳥」の大悟が抜てきされ、約１年半にわたってＭＣを任されていた。

　同番組を巡っては今年１０月２４日、番組の内容を急きょ差し替えた。関係者によると、放送直前に局幹部らが番組上の演出などを問題視したという。同月３１日に公式サイトで年内での終了を発表し、その日の放送で大悟はＶＴＲ出演し「ノブとも話し合った結果、酒のツマミになる話、やめまーす」「それでは面白くなければテレビじゃない」などと語り、終了を告知した。

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