TBS系バラエティー番組「クレイジージャーニー」(月曜・後10時)が来年3月で終了することが19日、スポーツ報知の取材で分かった。

 裏社会ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏が、中南米を始めとする世界中のスラム街やギャング街に潜入する人気企画など、独自の視点やこだわりを持つ「クレイジージャーニー」たちが毎回、国内外へ。

その後、スタジオに戻って舞台裏などを振り返る伝聞型紀行バラエティーだ。

 2015年に正月特番としてスタート。同年4月にレギュラー放送された。19年9月にいったん終了したが、22年10月からゴールデン枠でレギュラー放送を再開し、今年10月に放送100回目を迎えた。

 番組開始当初、MCはダウンタウン松本人志(62)、バナナマン設楽統(52)、タレントの小池栄子(45)の3人が担当。松本の活動休止に伴い、24年2月19日放送分から設楽、小池の2人体制でMCを務めていた。

 ゴールデン昇格当初は高視聴率を誇ったが、最近は世帯視聴率3%台を記録することもあり、低迷していた(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同局関係者は昨今の世界情勢にも言及し、「海外ロケが多いため、最近の円安で予算も厳しくなったのでは」と語った。

 TBSは、スポーツ報知の取材に「番組の制作過程についてはお答えしていません」と回答した。

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