フィギュアスケート全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第2日(20日、東京・代々木第一体育館)

 ペアショートプログラムに向けた公式練習が午前に行われ、長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)は本番衣装を着用して最終調整に臨んだ。曲かけ練習ではツイストリフト、サイドバイサイドの3回転ループは順調な様子。

スロージャンプの3回転サルコーは長岡がお尻から着氷する形になったが、問題なく練習を続けた。その後はミスが出たスロージャンプを入念に調整を重ねた。

 18日の公式練習ではスロージャンプの際に長岡が転倒。膝を強打して練習を途中で切り上げていた。19日の練習では問題なくジャンプを跳び、キャシー・リード・コーチは「(膝は)ちょっと腫れてるけど大丈夫。笑顔も戻りました」と無事を強調していた。演技構成も変えずに臨むという。

 「ゆなすみ」は午後4時16分に最終3番滑走で演技。ハプニングを乗り越え2年ぶりの日本一を目指す。

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