フリーアナウンサーの徳光和夫さんが20日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(土曜・午前5時)に生出演した。
番組では、今季まで大ファンの巨人の2軍監督を務めた桑田真澄氏24年から2軍公式戦に参加しているオイシックスの「チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)」に就任したことを伝えた。
桑田氏は来年1月からCBO就任し、オイシックス球団によると「強く、愛され、選ばれる球団」になるための球団の文化とブランドの構築がミッション。主な役割として、主に球団の基盤強化・発展、およびチーム編成の強化を担う。具体的には監督・コーチ・チームスタッフへの助言や指導、選手育成のための育成メソッド考案への助言に加え、練習環境の構築・整備、選手の評価など多岐にわたる助言を行う。
桑田氏は現役時代に通算173勝(141敗)、最優秀防御率2度、MVP、最多奪三振、沢村賞を各1度受賞。引退後は評論家活動の傍ら、早大大学院、東大大学院で投球フォームなどの動作解析などにいそしみ、東大や桜美林大の特別コーチとしてアマチュア指導に携わった。21年に投手チーフコーチ補佐として15年ぶりに巨人復帰し、22年は投手チーフコーチ、23年はファーム総監督、24年から2軍監督に就任。今季は2年ぶり29度目のイースタン優勝を果たした。
徳光さんは、桑田氏について「どっかしら必ず声かかるだろうと思っていました」と明かし、18日の就任会見で「野球人気の衰退に強い危機感を覚えているっていうような桑田さんでありましたけど。実際にそうだと思いますし、巨人が本当により強くなんないと正直なところ、野球人気これから衰退していくんじゃないか」と明かした。
続けて「衰退していくっていうことよりも、あれだな…他のチームがドンドンそれぞれ人気チームになっていくと同時にドンドンドンドン、メジャーに(選手を)もっていかれる…そういう危機感があります」とコメントしていた。

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