フィギュアスケート全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第2日(20日、東京・代々木第一体育館)

 男子フリーの公式練習が午前に行われ、ショートプログラム(SP)2位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)が最終調整した。「シェルブールの雨傘」をかけての練習ではジャンプを1本も跳ばず。

振り付けを入念に確認していた様子だった。曲かけ以外ではループ、サルコー、トウループと3種類の4回転ジャンプにトライしていた。

 SP4位から表彰台を狙う友野一希(第一住建グループ)は本番衣装を着用。曲かけ練習では4回転トウループを着氷させるも、後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒。7本のうち4本のジャンプは跳ばなかった。

 来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表を争う戦いも今夜決着。鍵山優真、佐藤駿の代表入りは有力となり、3枠目を争う最終グループ2人の対決に注目だ。友野は21番滑走で午後8時19分から、23番滑走の三浦は同8時35分から演技を開始する。

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