スノーボード・ハーフパイプW杯第2戦・予選(19日、米コロラド州コッパーマウンテン)

 男子決勝が行われ、19歳の山田琉聖(チームJWSC)が初優勝を飾った。決勝2回目の試技で、3発目、4発目に斜め軸に縦2回転、横4回転技を組み込み、94・50点を叩き出した。

来年2月開幕のミラノ・コルティナ五輪の代表選考を兼ね、初の代表入りへ大きく前進した。

 予選1位通過の戸塚優斗(ヨネックス)は、1回目に90・50点をマークし、2位に入った。3位だった開幕から2戦連続の表彰台入りで、全日本スキー連盟の基準を満たし、18年平昌、22年北京大会に続く自身3度目の五輪出場を確実にした。前戦の開幕戦で北京五輪金メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)と平野流佳(INPEX)が既に代表入りが確定的で、日本男子は最大4枠のうち、3人が確実とした。

 20歳の重野秀一郎(日体大)は81・75点で4位。W杯種目別3連覇中の平野流は、64・75点で8位だった。

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