12月20日の阪神6R・2歳新馬(ダート1800メートル=16頭立て)は、太宰啓介騎手が乗った4番人気のメイショウコマチ(牝2歳、栗東・千田輝彦厩舎、父ルヴァンスレーヴ)が勝利した。2馬身差の2着に2番人気アビル(クリスチャン・デムーロ騎手)が入り、さらに1馬身差の3着に8番人気ミスターエメラルド(田口貫太騎手)が入った。

勝ちタイムは1分54秒9(良)。

 好位のインで脚をためたメイショウコマチは、3角から徐々に外目に持ち出すと、4角で大外へ。そこからひと追いごとに伸びて、一気に先頭に立つとそのまま押し切った。

 強い内容に騎乗した太宰騎手は「返し馬がすごく良かった。敏感なところはあるけど、砂をかぶっても上手に走れました。外に出してからの反応が良かったし、楽しみな馬です」と笑顔を見せた。

 管理する千田調教師は「追い切りが一本足りなかったけど、動きが良かったし、気もいいから。王道の競馬をしてくれました。ちょっと休ませて、様子を見ます」とほっとした表情だった。

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