フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会第2日(20日、東京・代々木第一体育館)

 21日の女子フリーに向けた公式練習が本番会場で行われ、最終グループでは6人中4人が、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させる調整を見せた。

 ジュニアからは、ショートプログラム(SP)5位の岡万佑子(木下アカデミー)、同2位の島田麻央(木下グループ)の両選手。

ともにフリーの曲をかけての練習を含め、3回転半を複数回着氷させた。26年ミラノ・コルティナ五輪の代表権を争う6位の渡辺倫果(三和建装・法大)と3位、中井亜美(TOKIOインカラミ)もトリプルアクセルを決めた。渡辺は曲かけ後の練習後半に連続で降り、好調をアピールした。

 SP1位で4連覇中の坂本花織(シスメックス)がGPファイナルの日本勢上位2人で代表選考レースではリードする立場。この日も順調な滑りを見せた。21日のフリーで勝てば、代表に一発内定となる。

 

 ◇女子フリー最終組滑走順

 渡辺倫果 午後7時59分

 岡万佑子 同8時7分

 千葉百音 8時15分

 中井亜美 8時23分

 島田麻央 8時31分

 坂本花織 8時39分

編集部おすすめ