◆ラ・リーガ ▽第17節 バレンシア1―1マジョルカ(19日、エスタディオ・デ・メスタージャ)

 国王杯敗退で厳しい状況に置かれるマジョルカ。この日はアウェーでバレンシアと引き分け、リーグ戦では1勝3分けの4試合負けなしと調子を戻しつつある。

 試合は前半23分、FKから始まった攻撃でサム・コスタのシュートが決まり、マジョルカが先行した。その後のバレンシアの反撃をかわし、前半はマジョルカのリードで終わる。

 後半に入って7分と早い時間にウーゴ・ドゥロがヘディングシュートで追いつき、バレンシアが試合を同点に戻した。その後は、どちらも攻め手に欠け、勝ち越し点を挙げられない。

 3日前の国王杯戦にフル出場したマジョルカの元日本代表FW浅野拓磨は後半42分から交代出場。しかし結果は変わらず、試合は引き分けで終わった。

 次戦は、クリスマス休暇を挟んで1月4日。ホームでの対ジローナ戦で新年初戦を迎える。

 マジョルカ・アラサテ監督「重要な勝ち点1だった。相手はホームで追い上げが激しかった。前半は我々が優っていたが、前半終盤から後半にかけてバレンシアが優位に試合を進めた。そのため、システムを変えなければならなかったが、バレンシアの攻撃を抑えることができた。

それから最後まではオープンな展開で、どちらにも勝機はあった。(リーグ戦では4試合負けなし)チームの改善が結果に表れている。マイナスからプラスに変わって、我々の進む道が見えている」

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