12月20日の阪神9R・ポインセチアS(2歳オープン、ダート1800メートル=10頭立て)は、6番人気のロックターミガン(牡2歳、栗東・石坂公一厩舎、父シスキン)が勝利した。今日が初めてのダート戦で、これで4戦2勝とした。

勝ち時計は1分52秒6(良)。

 これでこの日3勝(9レース現在)とした松山騎手の手綱がさえた。ハナを切るとそのまま押し切り快勝。直線でも脚いろは衰えなかった。半馬身差の2着に2番人気ワンダーディーン(フローレン・ジェルー騎手)が入り、さらに3馬身差の3着に4人気のシーズザスローン(武豊騎手)が続いた。

 松山騎手は「返し馬からダートでもしっかり走れると思いました。スタートも良く、先手を取りましたが、しぶとく、強い競馬をしてくれました」と振り返った。

 石坂調教師は「馬格や血統から、ダートは合うだろうと思いきって挑戦しました。前走で(鮫島)克駿騎手が出してくれたので、行き脚もつきました。初ダートでも対応して、しっかり勝ち切ってくれました。選択肢が増えましたし、一度放牧に出して、また組み立てていきたいです」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

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