大相撲の冬巡業が20日、東京・町田市で行われ、九州場所で初優勝した新大関・安青錦(安治川)は今年について、「75点」とやや厳しめの自己評価を下した。「6場所中1回しか優勝していない。

2回以上優勝するチャンスはあった」と終盤戦に失速した名古屋場所などを反省した。100点にするためには「もっといい相撲をとらないといけない」と表情を引き締めた。

 この日は相撲は取らず、平幕の豪ノ山(武隈)にぶつかり稽古。冬巡業も21日の埼玉・新座市を残すだけ。相撲を取る稽古は冬巡業中で1度だけだが「いつも通り。体づくりをメインに行った」と振り返った。今巡業を振り返りつつ、「大関と呼ばれるのは慣れた。自分のペースで番数を取れるのは合っている」とうなずいた。

編集部おすすめ