FC東京が今オフ、元U―23日本代表で24年パリ五輪代表の京都MF山田楓喜(ふうき、24)の獲得交渉を進め、ほぼ合意の状況であることが20日、明らかになった。関係者によると、交渉は順調に進んでおり、正式決定まで秒読み段階に入っているという。

 山田は左利きの攻撃的MFで、京都の下部組織からトップ昇格。24年には東京V、25年前半はポルトガル1部のナシオナルでプレーし、6月に所属元の京都に復帰した。26年の百年構想リーグで、25年シーズンのリーグ11位から巻き返しを図るFC東京は攻撃力アップに向け、セットプレーも蹴れる山田に白羽の矢を立てた。高い技術力を評価しており、就任2年目を迎える松橋力蔵監督の下、レフティーの加入で攻撃の選手層に厚みを持たせる。

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