【ホノルル(米ハワイ州)19日(日本時間20日)=直川 響】阪神・大山悠輔内野手がV旅行先のハワイで31歳のバースデーを迎え、「ノーモア食わず嫌い」を誓った。バカンス中の誕生日に思い返したのは矢野元監督の教え。

「意味ないだろって練習もやらないことには分からない。矢野さんに言われたので、これからも大切にしていきたい」と思いを巡らせた。

 30代後半を迎えても第一線で戦い続ける福留、鳥谷の背中を若手時代から追ってきた。「そういった方たちがどういうことをしてしているのか、見ている」。全て模倣するだけが正解ではないが「間違ってるだろうな、と思うこともやる必要がある」と力説。主砲の立場を築いた後でも「これやっぱりダメだったんだなと思うことも大切。試していいことを続けていく」と挑戦は惜しまない。

 今季は主に5番として打率2割6分4厘、13本塁打、75打点。「ものすごい結果を続けられているなら継続してもいいが、そうじゃない。僕は悔しい」。チャレンジ精神を忘れず、長く第一線で戦い続ける。

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