フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第2日(20日、東京・代々木第一体育館)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位の佐藤駿(エームサービス・明大)は188・76点と巻き返し、合計276・75点で2位に入った。佐藤はGPファイナルで日本勢上位2人に入っており、逆転の表彰台でミラノ・コルティナ五輪切符に当確ランプをともした。

 冒頭のルッツを含む3本の4回転を決め、巻き返した。キス・アンド・クライでは日下コーチと抱き合った。「6分間練習が始まる前は緊張や不安で押しつぶされそうになったが、観客の皆さんから声援をいただいて、不安や緊張が吹っ飛んだ。自分的には100点をあげたいぐらいの演技だった」と声を弾ませた。

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