巨人・中山礼都内野手が20日、巨人・大勢投手と吉祥寺エクセルホテル東急で行われたトークショーに参加し、来季のさらなる飛躍を誓った。

 5年目の今季はシーズン途中から外野にチャレンジし、自己最多103試合出場。

夏場以降に右翼で出場機会を増やして、打率2割6分5厘、7本塁打、32打点をマークした。トークショー内では来季の目標として「ライト奪取」と色紙に記した。「ポジションを決めるのは首脳陣ですけど、いい準備、いい練習をして春のキャンプに自信を持っていい顔で出られるように、いい時間を過ごしていきたい」と語気を強めた。

 今季は外野挑戦1年目ながら強肩を生かして、6補殺をマークするなど、守備でも能力の高さを示した。「まだまだ足りないところだらけで、課題がたくさんある。秋季練習で亀井コーチと話して、練習もできたので課題を克服できるようにやっていきたい」と守備力向上を見据えている。

 今オフは打撃力アップを目指して、肉体強化にも力を入れている。レギュラー争いは激しいが、負けるつもりはない。走攻守でさらなる進化を遂げて、不動の定位置を確保する。

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