巨人・阿部慎之助監督(46)が20日、「ニッポン放送ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」に出演し、「捕手論」を語った。来季は今季同様、岸田や甲斐、小林、大城、山瀬らのハイレベルな正捕手争いが見込まれる。

起用法について、「その中で存在感を出してほしい。そういう捕手を使いたいなと思うので」と明かした。

 自身は1年目から開幕スタメンを飾り、現役19年間で捕手として多くの功績を残した。経験も踏まえ「『試合に出たらおまえが現場監督なんだよ』と怒られたりもしました。自分が試合を支配しちゃうんだというものを出せたらもっとチームの士気も上がると思う。そういうのを圧倒的に出してほしい」と捕手陣全員にへ期待を込めた。

 試合を支配することは、阿部監督にとっての最強捕手の条件にも当てはまる。「もちろん打って守って。守備位置とかの指示も今あまり出している子がいない。全て自分が支配しちゃうような捕手が出てきたら最強かな」と考えを口にした。

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