歌手のアイナ・ジ・エンドが20日、東京ガーデンシアターでワンマンライブ「nukariari」を開催した。

 アリをイメージしたという、赤色をベースに黒と白の縞(しま)模様が入った髪形で登場。

「行くぞ東京!」と高らかに叫び、ライブをスタートさせた。槙原敬之が作詞作曲した「クリスマスカード」では、ステージが赤と緑のクリスマスカラーで彩られ、ツリーやプレゼントBOXを用いた、この季節ならではの演出を披露。SNS総再生数16億回を突破し、世界的大ヒットを記録した「革命道中」では、ダンサー16人を迎えてスペシャルバージョンを披露し、「あなたのおかげで、2025年革命起こせました!」と笑顔でファンに感謝。約2時間45分のライブで全22曲を披露し、1曲1曲を丁寧に歌い上げた。

 終演後には、来年4月から自身初のアジアツアー(全7公演)の開催を発表。24年10月に台北、今年7月にはスペインでライブを経験したが、ツアーでまわるのは今回が初めて。「(海外公演では)イントロが流れるだけで『この曲が聴きたかった!』みたいな歓声がすごくあった。国が違えど、1つの曲でつながっているのがうれしかったので、自分のこしらえた曲を大切に届けに行きたい」と意気込んだ。大みそかには、第76回NHK紅白歌合戦への初出場が控える。「伝統ある番組なので、恥ずかしくないパフォーマンスを」とうなずいた。

【アジアツアー日程】※全て2026年

▼4月23日 ソウル YES24 LIVE HALL

▼4月28日 バンコク THE STREET HALL

▼5月11日 台北 Legacy Taipei

▼6月21日 福岡 福岡市民ホール

▼6月23日 愛知 フォレストホール

▼6月25日 大阪 オリックス劇場

▼7月5日 東京 NHKホール

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