来季のJFL降格が決まっているアスルクラロ沼津は20日、沼津市内でファン感謝祭を開催した。9月に監督を退任した中山雅史氏(58)が進行役を務めた。

来季スタッフとしてクラブに残る予定の同氏は「来季は厳しい戦いになると思いますが、僕らと共に戦ってください」と抽選で選ばれた約300人のサポーターを前に呼び掛けた。

 イベントでは、選手とスタッフが4チームに分かれ、連想ゲームや綱引きなどで競い合った。サポーターも参加し、会場は盛り上がりを見せた。契約更新が発表されているGK山田晃士(26)が「一人でも多くのサポーターの笑顔が見られるように頑張ります」と来季の抱負を述べると、温かい拍手が送られた。

 3月にJFLCUP(仮称)が開幕する。篠田善之新監督(54)のもとで、Jリーグ復帰を目指す。

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