King&Princeの永瀬廉(26)、髙橋海人(26)が20日、東京・新宿歌舞伎町タワー前シネシティ広場で24日に発売する最新アルバム「STARRING」のプレミアナイトイベントを開催した。

 キンプリ7枚目のアルバムは、収録楽曲を架空の映画の主題歌に見立てて制作された。

そのコンセプトにちなみ、この日は映画館が立ち並ぶ同所に長さ40メートルのレッドカーペットが敷かれ、スーツ姿の2人が映画スターさながらに登場。降りしきる小雨を吹き飛ばすように、ファン約720人の大歓声がこだました。

 永瀬は、18日に出演映画「ラストマン―FIRST LOVE―」(24日公開)のイベントで新宿を訪れたばかり。「まさか1週間で2度レッドカーペットを歩くことになるとは! 今日は海人と歩けてうれしい」と喜んだ。

 映画をテーマとしたアルバムは2人の念願だった。今年、映画「おーい、応為」などに出演した髙橋は「お芝居のお仕事もたくさんさせてもらい、今のキンプリだからできるかなと思った」と、俳優としての経験値をもとに、自ら分厚いプレゼン資料を作り、本作の制作を実現させたという。

 アルバム表題曲「Theater」以外の11曲は、2人が俳優として登場する、本格的な映画風ポスターと特報(ティザー映像)まで作る気合の入れよう。この日は11作品分の特報の上映会もファン向けに行われた。永瀬は「特報を1日3本とか撮影して大変でした」と苦労を告白。髙橋は「廉と初めてお芝居で向き合って、目が合って照れちゃった」とはにかんだ。

 「Theater」のSNS総再生回数は、発売前として異例の3週間で1億回を突破。髙橋は「廉と鼓舞しあって全曲心を込めて作った」と胸を張れば、永瀬は「我々史上、一番の超大作。

余すことなく愛して」と呼びかけた。

 〇…会見で報道陣から「今年を漢字1字で表現すると?」と聞かれ、永瀬は「『鮪(まぐろ)』。とにかく動き続けてファンの皆さんを飽きさせることのない活動ができた」と胸を張った。一方の髙橋は「『照』。キンプリとして堂々とパフォーマンスしようと自信と覚悟がついたので今年で“照れ納め”します」と宣言した。大みそかはNHK紅白歌合戦出場も控え、髙橋は「来年もキンプリの最高到達点を更新したい」と意欲をみせた。

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