◇ノルディックスキー・ジャンプ W杯(20日、スイス・エンゲルベルグ)

 女子個人第9戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、個人総合首位に立つ丸山希(北野建設)が、合計274・9点で2戦ぶりに勝利し、今季5勝目を挙げた。

 1回目にK点(125メートル)を大きく上回る136・5メートルで139・5メートルを飛んだニカ・プレブツ(スロベニア)に次ぐ2位で折り返した。

逆転を狙った2回目は、他選手よりスタート位置を一段下げてスタート。それでも、134メートルの好飛躍をみせて同じ距離を飛んだライバルを飛型点の差で逆転した。

 勢藤優花(オカモトグループ)は今季自己最高の6位、18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)は9位、宮嶋林湖(松本大)は13位、伊藤有希(土屋ホーム)は19位、佐藤柚月(東京美装)は32位だった。

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