ポスティングシステムでメジャー移籍を目指している村上宗隆内野手(25)の交渉期限が残り2日となったが、いまだに契約合意発表はなく、期限間際での駆け込み契約が濃厚となってきた。
11月7日から45日間の交渉期間がスタート。
多くの情報も漏れてこない中で、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は自身の「X」(旧ツイッター)で「ホワイトソックスは、村上宗隆と現在交渉中のチームのひとつだ」と投稿。資金力が決して潤沢とは言えない再建中のチームの名前が挙がった。
ホワイトソックスは、21年に地区優勝を果たしてポストシーズンに進出。その後はチームの再建期に入って苦しみ、22年こそ勝率5割の地区2位に入ったが、23年は借金40で地区4位、24年は借金80、25年は借金42で2年連続で最下位に沈んだ。直近3年間の借金の合計は1年間の試合数と同じ「162」。全30チームの中でも特に苦しんでいるチームの一つだ。
22年に56本塁打を放って3冠王。今季は上半身のコンディション不良で56試合の出場にとどまったが22本塁打を放つなど、持ち前の長打力を見せた。当初は25歳という若さもあって日本人野手のメジャー1年目では最高額となる1億ドル(約158億円)規模の大型契約も見込まれていた。
だが、大物のFA野手の去就がなかなか決まらずに市場が停滞していることから、村上にも短期契約の可能性も浮上しているとされている。三振率の高さや守備力などに課題があると指摘する声も多く、短期契約も浮上したことで資金力に劣るチームも参戦が可能になった。










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