東京六大学の明大は21日、年内の練習を終了した。新体制から副将を務める来秋ドラフト候補の榊原七斗外野手(3年=報徳学園)は、ミーティング終了後に報道陣の取材に応じ、自身の進路について「ドラフト1位指名」を目指す決意を示した。
強い覚悟がにじみ出た。「やっぱり、1位で行くことに意味があると自分の中では思っています。(2023年ドラフト1位の)上田さんから続いていますけど、そこに続くような選手になりたい」。2023年のロッテ・上田、2024年の楽天・宗山、そして2025年の西武・小島、日本ハム・大川と3年連続で続く同校の1位指名。榊原はドラフト1位を見据え、「何事にも1番にこだわりたい」と来季への意気込みを明かした。
今秋は10試合に出場して打率3割9分、3本塁打、10打点。自身初となるベストナインにも選出され、同校の全勝Vに大きく貢献した。しかし、明治神宮大会では初戦・立命大戦で敗退。最後の打者として打席に立っていたのが、榊原だった。試合後には小島から「最後が榊原で終わったことに意味がある」と激励を受け「来年は自分が引っ張っていく立場。1番に引っ張っていく存在でないといけないなと感じました」。偉大な先輩が残した言葉が、来季への原動力になった。
オフはコンタクト率に焦点を当て、最終学年のシーズンに備える。目指すは先輩たちが成し遂げられなかった日本一と、自身のドラフト1位指名だ。「結構、大口をたたいていますけど、やっぱり口に出していかないとかなうものもかなわない。口に出した以上、責任を持って1年間やり抜きたいと思っています」。有言実行で、夢をかなえてみせる。(北村 優衣)










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