12月21日の中山メイン、ディセンバーS(3歳上オープン・リステッド、芝1800メートル=16頭立て)は骨折で6か月半の休養明けだったドラゴンブースト(牡3歳、栗東・藤野健太厩舎、父スクリーンヒーロー)が、逃げ切りを決めた。勝ち時計は1分47秒4(重)。

 キャリア初の逃げに出て前半1000メートル60秒4。直線では2着グランディアの追撃を首差で振り切った。丹内祐次騎手は「ゲートの駐立練習をしっかりやってくれてスタートも決まってたので、迷いなく行きました。こういう馬場も上手です」と厩舎の努力に感謝した。

 藤野調教師は「逃げるとは思っていなかった。ソラを使うので心配したが、最後までよく頑張ってくれました。ジョッキーがうまく乗ってくれたし、中山や馬場も全てがうまくいきました」と人馬の頑張りをたたえた。

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