◆ラグビー リーグワン第2節 神戸28―23三重(21日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿)

 ラグビー・リーグワンの第2節が行われた。神戸が三重との接戦を制し、今季初勝利となった。

 大雨の中試合が行われ、神戸にハンドリングエラーが相次いだ。そのたびに三重がPGで得点を重ねた。前半23分にWTB植田和磨が得点したが、7―12とリードを許したまま試合を折り返した。

 ハーフタイムで「神戸らしいアタックを」と再認識し、後半からはチームが勢いづいた。フッカーのアッシュ・ディクソンとフランカーのティエナン・コストリーの連続トライで逆転し、流れをつかんだ。同19分、ロックのブロディ・レタリック主将がさらに得点を奪い、28―23でリードを守り切って試合を終えた。

 この日は両チームに2度シンビン(一時退場)が出される展開となった。自身も一時退場となったCTB李承信主将は「規律のところでは自分もシンビンをもらってしまいましたし、前戦から反則を犯して流れを渡してしまう場面が多い。一人一人の意識を改善できるようにしたい」と厳しく振り返った。

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