漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2025」の決勝が21日、テレビ朝日系で生放送された。初出場のたくろうがエバース、ドンデコルテとの最終決戦を制して優勝。

史上最多1万1521組の頂点に立ち、第21代目王者に輝いた。

 ファーストラウンドでは861点で2位と勢いづいた。昨年2位の真空ジェシカ、同3位のヤーレンズを振り切り勝ち上がり、最終決戦では「ビバリーヒルズに住みたい」ネタが大いに受けた。

 ファーストラウンド7番手で登場し、様々なワードでの場内アナウンスで爆笑を誘った、たくろう。

 赤木裕ときむらバンドの繰り出すワードの面白さに審査員の駒場孝、海原ともこ中川家・礼二、柴田英嗣が97点をつけるなど861点の高得点。優勝候補・エバースの870点に次ぐ暫定2位につけ、「861点なんて一言で言うと、これですよ!」とネタ中の決めゼリフで喜んだ。

 ドンデコルテ、エバースとの最終決戦でも最後の3番手で登場すると「ビバリーヒルズに住みたいな」から始まる片言の日本語での爆笑のやりとりで審査員9人中8人がたくろんを選んで1位。

 新星の圧勝劇にネットも沸騰。直後には「たくろう優勝」のワードがX(旧ツイッター)のトレンドワードで4位まで急浮上。ネット上には「たくろう、めちゃくちゃ面白かった 優勝おめでとうございます」、「たくろう見て笑いすぎて泣くことって本当にあるんだってびっくりした まじで臓器痙攣するくらい笑った」、「泣くほど笑った たくろう、おめでとう」、「たくろう おもろすぎて本格的に声出なくなった」などの喜びの声が集まっていた。

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