明大の来秋ドラフト候補・榊原七斗外野手(21=報徳学園)が21日、東京・府中市の合宿所で練習を納め、来年の目標に「ドラフト1位指名」を掲げた。

 強い覚悟がにじんだ。

「1位で行くことに意味があると思っています」。同校は23年のロッテ・上田から始まり、24年の楽天・宗山、25年の西武・小島、日本ハム・大川と3年連続でドラフト1位指名選手を輩出。来年、4年連続が実現すれば14~17年以来、同大学2度目の快挙だ。

 今季は打率3割9分、3本塁打、10打点で自身初のベストナインにも選出され、全勝Vに大きく貢献した。しかし、明治神宮大会では立命大に敗れて初戦敗退。最後の打席に立っていた背番号8も悔しさをにじませた。「何事にも1番にこだわりたい。口に出した以上、責任を持って1年間やり抜きたい」。来年は一番星となって夢をつかむ。(北村 優衣)

編集部おすすめ