ヤクルトからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた村上宗隆内野手(25)が、ホワイトソックスと2年3400万ドル(約54億円)で合意したと21日、複数の米メディアが報じた。45日間の交渉期限が米東部時間22日の午後5時(日本時間23日午前7時)に迫る中での滑り込みでの“電撃移籍”となった。

 ヤクルトに支払われる譲渡金はメジャー契約の場合、契約総額2500万ドル以下の20%に、2500万ドルを超えて5000万ドル以下の部分の17.5%、5000万ドルを超えた部分の15%が加算される。村上は2年3400万ドルと報じられており、ホワイトソックスからヤクルトへは譲渡金として657・5万ドル(約10億円)が支払われることになりそうだ。

 山本由伸投手(27)がオリックスからドジャースに移籍した際には12年総額3億2500万ドル(約455億円=契約当時のレート)の大型契約を結んだこと絵70億円超がオリックスに譲渡金として支払われたとされている。

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