ヤクルトからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた村上宗隆内野手(25)がホワイトソックスと合意したと22日、MLB公式サイトなどが伝えた。米スポーツ専門局「ESPN」のJ・パッサン記者によると、2年3400万ドル(約54億円)で「一塁でプレーすることになりそう」だという。

11月8日にポスティング申請を行い、交渉期限が米東部時間22日の午後5時(日本時間23日の午前7時)に迫る中での“電撃移籍”となった。

 村上のヤクルト時代の背番号は「55」。今季、ホワイトソックスで着用したのは28歳左腕のフレーザー・エラード投手は11月に引退を表明しており支障はなさそうだ。なお、同球団で「55」を着けていたのは過去17人。最も有名なのは現在、ヤンキースの先発左腕カルロス・ロドンが2015年から21年まで7年間着用。ロドンは「55」に愛着を持っており、松井秀喜選手が7年間着用していたヤンキースの背番号「55」を継承している。

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