日本相撲協会は22日、大相撲初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。西前頭3枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)がしこ名を伯乃富士に改めた。

 22歳の伯乃富士は23年初場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵。所要3場所で新入幕を遂げ、しこ名を本名の落合から伯桜鵬に改めた。故郷の鳥取・倉吉市などの旧地名「伯耆国(ほうきのくに)」から「伯」。元横綱・琴桜と同じ倉吉市立成徳小時に初めて出場した相撲大会「桜ずもう」から「桜」。当時の師匠で元横綱の「白鵬」から1文字を受け継いだしこ名から、2度目の改名となった。

 また、伊勢ケ浜部屋所属の力士は幕下の聖白鵬が寿之富士、天照鵬が三重ノ富士、松井が嵐富士、三段目の川副が花の富士に改めるなど、伯乃富士を含めて9人が一斉にしこ名を新たにした。

 ▽改名力士は以下の通り。

幕内 伯桜鵬→伯乃富士(はくのふじ)

幕下 聖白鵬→寿之富士(としのふじ)、天照鵬→三重ノ富士(みえのふじ)、松井→嵐富士(あらしふじ)、野田→藤壮大(ふじそうだい)、向田→淡の海(あわのうみ)

三段目 泉翔鵬→泉富士(いずみふじ)、川副→花の富士(はなのふじ)、美→美富士(ちゅらふじ)、大ノ蔵→蔵ノ富士(くらのふじ)、日煌→大綱(おおつな)

序二段 良ノ富士→翠河富士(すいがふじ)

序ノ口 福岡→福福丸(ふくふくまる)

編集部おすすめ