プロ野球・楽天は22日、則本昂大投手(35)が公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンに2025年シーズン分の280万円を寄付したと発表した。1登板につき5万円で、今季は56試合に登板した。

チャンス・フォー・チルドレンは家庭の経済格差による子どもの教育格差を解消し、貧困の世代間連鎖を断ち切ることを目的に活動している団体。

 寄付は19年から続けており今年で7年連続となる。則本は現在海外FA権を行使し、メジャー移籍を目指している。「自分の幼少期の経験から、『子どもたちが平等に、やりたいことにチャレンジできる機会をつくりたい』という思いで今回も寄付をさせていただきました。今シーズンはチームとしても個人としても悔しい思いをしましたが、昨年以上となる56試合に登板できたことは年間を通じて少しでもチームの力になれたのかなと感じています。ただ、成績は全く満足していません。来シーズンについてはまだ未定ですが、どのチームであっても、与えられた役割の中で、魂を込めて腕を振り続けたいと思います。」と球団を通じ、コメントを残した。

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