元フジテレビで、現在フリーアナウンサーや実業家として活躍する田中大貴氏(45)が取締役を務めるニューズドテック(粟津浜一代表取締役)が22日、東京証券取引所「東京プロマーケット」に株式を上場した。2009年に創業し、東京を拠点に、岐阜・羽島にサプライチェーンセンターを構え、中古モバイル機器の売買・レンタルを行う。

「温故知創でモバイルを次世代につなげる」をミッションとし、「モバイルを使い切る時代へ」をビジョンに掲げる気鋭の企業だ。

 2024年2月から、中日と球団オフィシャル・ゴールドスポンサー契約を結んでいることでも知られ、8月17日にはバンテリンドームでの中日・DeNA戦が「バッテリー新品携帯はニューズドフォンデー」として実施された。

 取締役就任5年目で、未上場期から経営に携わった田中氏は「独立して7年、局のアナウンサー、スポーツアナウンサーが成し遂げていない場所に挑戦し、後世に新たな道を切り開くことができればという思いで邁進して参りました。ニューズドテック社、粟津代表と出会い、テレビ局員時代、スポーツキャスター時代に培ってきたスキルが会社経営において、新たな営業力、宣伝力、人材獲得などに生きると気付かせて頂きました」とコメント。

 「そして、ニューズドテック社がさらに成長し、価値、流動性が高まれば、私が主としている事業のメディアやスポーツチーム、アスリートをサポートし、スケールさせられる役目を担うことができます。カーリングチームとの施策に始まり、今ではNPBチームをはじめとしたプロジェクトを進めることが出来ています」とスポーツ業界への事業展開について現状を語った。

 「フジテレビ卒業後、一つの答え、結果が出たことになります。ただ、次なる市場、次なる頂を目指し、社会の皆様に貢献出来るようチャレンジあるのみです。本日は支えていただいた皆様にとにかく感謝したいです」と結び、さらなる成長へ力を込めた。

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