ソフトバンクは22日、台湾プロ野球(CPBL)・味全の徐若熙(シュー・ルオシー)投手が入団することを発表した。

 23年の台湾シリーズでMVPを獲得した最速158キロ右腕。

25歳と若く、今季終了後に海外挑戦を目指していた。メジャーの複数球団が強い関心を示し、日本でも日本ハムなどが獲得交渉を行っていたが、ソフトバンクが3年総額12億円以上とみられる好条件を提示し、争奪戦を制した。11月には福岡を訪れた右腕に球団施設を紹介。王球団会長も会食に参加し、熱意を伝えていた。チームは2年連続最多勝の有原が自由契約となっており、先発として活躍が期待できる徐は今オフの補強の最優先事項だった。

 ◆徐若熙のコメント

「このたび、私を評価、そして信頼し、より高いレベルで挑戦する機会を与えてくださった福岡ソフトバンクホークスに心から感謝しています。歴史と実績を誇る球団の一員となれることを大変光栄に思います。球団の期待に応えられるよう、日々の練習と試合に全力で取り組みたいと思っています。また、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせて以来、成長の機会と多大なるご支援をいただいた味全ドラゴンズの皆さまにも、深く感謝しています。私の原点がドラゴンズにあることは、今後も変わることはありません。新たな環境でさらなる成長を目指し、これまで支えてくださったすべての皆さまに、プレーでお応えできるよう努力します」

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